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原晋監督 - 人間の能力に差はない

青山学院大学の原晋監督の講演を聴いた。

 

大学を卒業したOBでも無ければ、

箱根駅伝への出走経験も無い、

 

そんな彼が2004年に監督に就任した。

 

前代未聞だ。

 

しかし、結果を出す。

 

5年後2009年に箱根駅伝出場を果たし、

10年後2015年に念願の総合優勝を果たす。

その後2016,2017,2018を経て4連覇を達成。

 

今や押しも押されもせぬ強豪へと成長させた圧巻の手腕だ。

 

 

 

そんな彼の発した言葉で一番印象深いのは、

 

『人間の能力は皆同じ、違うのは熱意』

 

という言葉だ。

 

 

僕の解釈では、以下のようになる。

 

「人間の能力に差が無いわけじゃない。

だけれども、

熱意を持って取り組んだ結果としてもたらされる成果というものは、

能力の差よりも大きなものとなる。

だから、熱意を持って取り組んだ者が勝つ」

 

ウサギとカメでは無い、人間と人間の話だ。

 

この言葉は、考えれば考えるほど、

人にモチベーションを与える。

 

小さなことに一喜一憂して、

クヨクヨしてる場合じゃない、

と背中を押してくれる。

 

勝敗は日々の積み重ねで決まる。

 

スポーツでは日々の生活を規則正しくし、

よく練習し、よく食べ、よく寝ることがとても大切という。

 

遊びたい時に遊ばず、

モチベーションを保って1つの目標へ向かって足並みを揃える。

 

想像するよりも100倍難しいことだと思う。

 


駅伝チームも組織だ。

組織のモチベーションを維持するのは自主性だ。

その自主性をメンバーが互いに補完し合う組織、それが実現されたのだと思う。

 

この組織作りはどんな組織にも通ずることだと思う。

 

放任主義を自主性だと言う間違った人もいる。

そうじゃない。

 

やればできるって教えてあげるんだ。

体験させてあげるんだ。

 

 

言い換えれば、少し古いけど、

この言葉かな。

 

『為せば成る、為さねば成らぬ何事も、

成らぬは人の為さぬなりけり』

 

どんなことでも強い意志を持って行えば、

必ず成就する。