誰かのためのブログ

読んでくれるあなたのために、一生懸命書きます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ハートドリブン - GENKI SHIOTA

約13年前に社会人になった時、自分の仕事へのスタンスは、『寝るのは死んでからでいい』だった。 一生働くつもりで、この会社のために、 出来る限りのことをする。 心や身をすり減らしながら働いてきた13年間だった。 ムダなものを排除しろ、 目標に向かって…

Sing Street

劇中で使われている曲がいい。 主人公たちが目当ての女の子を口説く為に、 MVの撮影に誘い、慌ててバンドを組む。 この映画に出てくる曲はほとんどが、主人公たちが作る。 思春期の葛藤や情熱が、そのままパッキングされたかのような曲たちは、 映画ながらど…

Joker - Joaquin Rafael Phoenix

ジョーカーを観た。 これほどメッセージ性の強い映画は観たことない。 ホアキン・フェニックス扮するジョーカー。 その成り立ちの物語。 ジョーカーが生まれる瞬間を僕らは目の当たりにする。 そもそもジョーカーとは何者なのか。 ダークナイトを観たことあ…

友人代表スピーチ

僕は約11年前、 結婚式での友人代表のスピーチをした。 後にも先にも1回きりだと思う。 まあ、人生で1回やれば十分かな。 今日はそのスピーチの内容を記したいと思う。 なぜブログに載せるのか、よく分からないが、 何気に僕にとっては重要なイベントだっ…

Bob Dylan - Don’t Think Twice, It’s All Right - くよくよするのは止めよう

電車が人身事故で止まったので、 タリーズに駆け込んで、アメリカンを注文した。 肌寒くなってきたので、ホットが心地いい。 コーヒーをブラックで飲めるようになったのは、 10年ほど前。 仕事が忙しすぎた時に缶コーヒーを飲むしかなかった僕は、 少しで…

Radiohead - Amnesiac - 天国と地獄

兎にも角にも、 このアルバムの冒頭2曲が好きだ。 まず、『Packt Like Sardines In A Crushd Tin Box』 直訳すると、 『潰された缶に詰め込まれたイワシのようなもの』 After years of waiting 何年も待ったけど Nothing came 何もやって来なかった As your…

Radiohead - Karma police - 因果応報

沖縄での旅行中に、ふと思った。 沖縄以外の人で、沖縄の基地の問題を訴え続けている人をあまり見たことがない。 もしかしたら僕の勉強不足かもしれないけど、 他の場所に住む人にとってはみんな他人事だ。 ただあの綺麗な海を壊してまでやる価値のあること…

Radiohead - Let Down - いつか辿り着ける

移動中にLet Downを聴くのが好きだ。この曲はトム・ヨークが移動にうんざりして作った曲らしい。そんなに移動する事のない僕は、 この曲を聴きながら移動するのが心地いい。今は久しぶりに沖縄に向かう飛行機の中。 訳あって韓国にもよく行く。日本は島国な…

Radiohead - No Surprises - 心の平穏と代弁

9年前、この曲が結婚式の入場曲だった。歌詞を読んだら分かるけど、 歌詞で選んだわけじゃない。曲だ。 曲がお気に入り、ただそれだけだった。今考えるともっと良い選曲があったのでは、 とも思うが、結局満足している。それは、歌詞を知った今でも好きな曲…

Oasis - Don’t Look Back In Anger - 音楽はタイムカプセル

中学2年生の僕は、放送委員に立候補した。理由は2つ。 1番楽な委員会であることと、昼休みに好きな曲をかけることが出来るからだ。自分の好きな曲を全校生徒が聴く、そんな素晴らしい権利があった。年頃の僕らは兄などの影響で、洋楽にも手を出し始める。…

宮本から君へ

不器用な男の物語だ。 頑固で、真っ直ぐ、全力。 そのくせ、すぐ落ち込む。 その繰り返しだ。 上司や友に助けられながら、 競合他社のやな奴との闘い、 自分の大切な人を傷付けた奴との闘い、 結局のところ、それは、自分の気持ちとの闘い。 宮本は日々、闘…

Thom Yorke - Daydreaming - 人生の半分

『half of my life』 RadioheadのDaydreamingの最後に逆再生でトムヨークが呟く言葉だ。 この歌をリリースしたとき、 トムヨークは47歳、 その約7ヶ月後、長年連れ添った女性との別れを経験する。 DaydreamingのMVの中で、 彼は異なるドアを次から次へと開け…

Imagine - 僕らは薄着で笑っちゃう

ジョンレノンが歌ってる。 『Imagine there's no countries It isn't hard to do Nothing to kill or die for And no religion too Imagine all the people Living life in peace・・・ 』 けど、 そんな平和な世界は、実現しないかもしれない。 歳を重ねるごと…

原晋監督 - 人間の能力に差はない

青山学院大学の原晋監督の講演を聴いた。 大学を卒業したOBでも無ければ、 箱根駅伝への出走経験も無い、 そんな彼が2004年に監督に就任した。 前代未聞だ。 しかし、結果を出す。 5年後2009年に箱根駅伝出場を果たし、 10年後2015年に念願の総合優勝を果た…

Life Is Beautiful

この映画を観たのは、大学生の頃。 暇を持て余していた。 松っちゃんのシネマ坊主の第一回目で紹介され、満点の星5つを獲得していたので、 TSUTAYAで借りて観ることにした。 ロベルトベニーニ演じるグイドは、 理想の父親だと思った。 ユーモアいっぱいで、…

ヒミズ

この漫画を読んだ時、 本当に救いのない話が凝縮されていて、 本当に生きてくのって辛いな、と思った。 その反面、この主人公住田に比べると、 自分はまだまだ不幸ではない、 むしろ完全に幸せである、 と訴えかけられた気がした。 この漫画を読んだ後で、僕…

米津玄師 - 歌の居場所

矢沢永吉が、 『もう今ね日本さもうガキばっかりの音楽だから大人の音楽そろそろ出さなきゃまずいんだよ』 と言った。 たしかに、と頷ける。 一部のアーティストを除き、 ストレートすぎる歌詞、語彙力や哀愁というものが、時代の流れで淘汰されてしまったか…

Big Fish - Tim Burton

ティムバートン監督の父と子の物語だ。 不仲な父と子が、父の最後に関係を修復するために子が歩み寄る。 父エドワードが子ウィルへ語る話は普通じゃない。 まるでおとぎ話。 未来を予見する魔女、 共に旅した巨人、 ウィルの誕生した日に金の指輪で釣った幻…

SNSの時代で

SNSが広まって、皆幸せになったか、答えはYESでありNOだろう。 新たな出会いの可能性は格段に拡がった。 本当に様々なキーワードで人々が繋がった。 第1段階、ただの独り言。自分の言葉を発する快感。 第2段階、価値の共有。共感を得た時の快感。 第3段階、…

M-1と笑い飯 - 孤高のダブルボケ

1年に1番組しかテレビを見れないとしたら、 何を見る? 僕は、迷わず『M-1グランプリ』と答える。 毎年、M-1は必ず生で観ながら、録画もする。 肌寒くなってきた頃に段々と楽しみな気持ちが大きくなっていく。 M-1の何がそんなに僕を駆り立てるのか、 やっぱ…

西野亮廣と箕輪厚介 - Too Much Informationの時代で

色々な情報があれば、もっと幸せに暮らせると思っていた。 スマフォ、SNSの発達により、全国民が情報の発信者となってしまったことで、 ネット上には情報が溢れかえっている。 僕みたいな一般ピープルも偉そうに世界に向けて発信出来てしまう、とんでもない…

Marvel movies - 日本よ、これが映画だ!

アベンジャーズが日本で公開されたとき、 黒船が来襲したかのような高揚感があった。 そもそも、マーベル映画との出会いはアイアンマンだった。 兵器メーカーを経営しているトニースタークが、 拉致された穴蔵から脱走するために、 プロトタイプのパワードス…

本田圭祐 - 勝負を決めるのは準備

KEISUKE HONDAが言った。 僕は生き方において、 本田圭佑をお手本としている。 纏めれば観点は2つある。 1つは有言実行。 これは、言ったことを実現するということ。 言うことのメリットは2つあると思う。 ひとつは自分を追い込んで、追い込んでプレッシ…

松本人志 - いきなりダイヤモンド

誰しも、生きているうちに1度は会いたい有名人がいるだろう。 僕にとってのその人は、 ダウンタウン松本人志だ。 僕が生まれた年、1982年にダウンタウンは結成された。 1989年にダウンタウンのガキの使いやあらへんでが始まり、 1991年にダウンタウンのごっ…

John Carney - 音楽は魔法だ。

ジョンカーニーは天才だ。 音楽の素晴らしさがギューーーっと凝縮された、 他に類をみない、唯一無二の映画を創る。 音楽は魔法だ、 この使い古された陳腐な言葉が、 映像と音楽を通じて、 キラキラと煌びやかに伝わってくる。 音楽好きにはたまらなく心地イ…

Thom Yorke - Creep - 君の魂を愛に浸せ

Immerse your soul in love トムヨークがそう歌ってる。 トムヨークがボーカルをしているレディオヘッドと出会ったのは、高校の頃。 始めはニルバーナやオアシスなんかと同列の洋楽の1つのバンドだった。 いや、それは嘘になるかもしれない。 実は粘っとした…

峯田和伸 - 生きてのびてください❕

峯田がそう叫んだ! 歌で希望を与える男、峯田和伸。 彼のライブを見るたび、いつも思う。 彼が歌うと歌に魂が宿る。 心からの叫びを、僕らは目の当たりにする。 なんだろう、 歌は他人が作ったものだから、言ってしまえば他人事だ。でもそこに僕らは自分を…

電気グルーヴ - 弾けないギターを弾くんだぜ

僕が電気グルーヴと出会ったのは、ちょうど15年前。 彼らのキャリアは今年で30周年なので、 15年目の時。 飲み慣れない酒に酔っ払って(のちに超絶な下戸と発覚)行ったカラオケで、大学の先輩が「Popo」を歌った。ボリュームをMAXにして、体をクネクネと踊…