誰かのためのブログ

読んでくれるあなたのために、一生懸命書きます。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Radiohead - Let Down - いつか辿り着ける

移動中にLet Downを聴くのが好きだ。この曲はトム・ヨークが移動にうんざりして作った曲らしい。そんなに移動する事のない僕は、 この曲を聴きながら移動するのが心地いい。今は久しぶりに沖縄に向かう飛行機の中。 訳あって韓国にもよく行く。日本は島国な…

Radiohead - No Surprises - 心の平穏と代弁

9年前、この曲が結婚式の入場曲だった。歌詞を読んだら分かるけど、 歌詞で選んだわけじゃない。曲だ。 曲がお気に入り、ただそれだけだった。今考えるともっと良い選曲があったのでは、 とも思うが、結局満足している。それは、歌詞を知った今でも好きな曲…

Oasis - Don’t Look Back In Anger - 音楽はタイムカプセル

中学2年生の僕は、放送委員に立候補した。理由は2つ。 1番楽な委員会であることと、昼休みに好きな曲をかけることが出来るからだ。自分の好きな曲を全校生徒が聴く、そんな素晴らしい権利があった。年頃の僕らは兄などの影響で、洋楽にも手を出し始める。…

宮本から君へ

不器用な男の物語だ。 頑固で、真っ直ぐ、全力。 そのくせ、すぐ落ち込む。 その繰り返しだ。 上司や友に助けられながら、 競合他社のやな奴との闘い、 自分の大切な人を傷付けた奴との闘い、 結局のところ、それは、自分の気持ちとの闘い。 宮本は日々、闘…

Thom Yorke - Daydreaming - 人生の半分

『half of my life』 RadioheadのDaydreamingの最後に逆再生でトムヨークが呟く言葉だ。 この歌をリリースしたとき、 トムヨークは47歳、 その約7ヶ月後、長年連れ添った女性との別れを経験する。 DaydreamingのMVの中で、 彼は異なるドアを次から次へと開け…

Imagine - 僕らは薄着で笑っちゃう

ジョンレノンが歌ってる。 『Imagine there's no countries It isn't hard to do Nothing to kill or die for And no religion too Imagine all the people Living life in peace・・・ 』 けど、 そんな平和な世界は、実現しないかもしれない。 歳を重ねるごと…

原晋監督 - 人間の能力に差はない

青山学院大学の原晋監督の講演を聴いた。 大学を卒業したOBでも無ければ、 箱根駅伝への出走経験も無い、 そんな彼が2004年に監督に就任した。 前代未聞だ。 しかし、結果を出す。 5年後2009年に箱根駅伝出場を果たし、 10年後2015年に念願の総合優勝を果た…

Life Is Beautiful

この映画を観たのは、大学生の頃。 暇を持て余していた。 松っちゃんのシネマ坊主の第一回目で紹介され、満点の星5つを獲得していたので、 TSUTAYAで借りて観ることにした。 ロベルトベニーニ演じるグイドは、 理想の父親だと思った。 ユーモアいっぱいで、…

ヒミズ

この漫画を読んだ時、 本当に救いのない話が凝縮されていて、 本当に生きてくのって辛いな、と思った。 その反面、この主人公住田に比べると、 自分はまだまだ不幸ではない、 むしろ完全に幸せである、 と訴えかけられた気がした。 この漫画を読んだ後で、僕…

米津玄師 - 歌の居場所

矢沢永吉が、 『もう今ね日本さもうガキばっかりの音楽だから大人の音楽そろそろ出さなきゃまずいんだよ』 と言った。 たしかに、と頷ける。 一部のアーティストを除き、 ストレートすぎる歌詞、語彙力や哀愁というものが、時代の流れで淘汰されてしまったか…

Big Fish - Tim Burton

ティムバートン監督の父と子の物語だ。 不仲な父と子が、父の最後に関係を修復するために子が歩み寄る。 父エドワードが子ウィルへ語る話は普通じゃない。 まるでおとぎ話。 未来を予見する魔女、 共に旅した巨人、 ウィルの誕生した日に金の指輪で釣った幻…