峯田和伸 - 生きてのびてください❕
峯田がそう叫んだ!
歌で希望を与える男、峯田和伸。
彼のライブを見るたび、いつも思う。
彼が歌うと歌に魂が宿る。
心からの叫びを、僕らは目の当たりにする。
なんだろう、
歌は他人が作ったものだから、言ってしまえば他人事だ。でもそこに僕らは自分を重ねて、
自分の歌にして、勝手に泣く。
勝手に泣いて、記憶に刻む。
メロディを、聞くとその時の気持ちが蘇る。
峯田の歌は、
その刻まれ方が深い。尋常じゃない。
だからみんな嗚咽して泣く。
彼がライブで放った衝動は、
乱暴過ぎて不恰好だ。
カッコつけない、飾らない、
衝動から生まれる心の咆哮だ。
それはまさに、この混沌とした汚い世の中に、
垂らされた蜘蛛の糸だ。
まるで全てがその場で生まれたかのように
繊細で、汚くて、それでいて清々しい。
ああ、
ロマンチックだ。
怒りだ。
愛だ。
ロックだ。
全て消えてなくなれ!
そっからまた始めたらいい。
きつくなったら、また峯田の歌を聴いて、
嗚咽して泣けばいい。
峯田がいて、よかった。