電気グルーヴ - 弾けないギターを弾くんだぜ
僕が電気グルーヴと出会ったのは、ちょうど15年前。
彼らのキャリアは今年で30周年なので、
15年目の時。
飲み慣れない酒に酔っ払って(のちに超絶な下戸と発覚)行ったカラオケで、大学の先輩が「Popo」を歌った。ボリュームをMAXにして、体をクネクネと踊らせながら、歌った。
その姿が凄くカッコよかった。
それから、15年、今も電気グルーヴを聞き続けている。
何がそんなに魅力的なのか、
曲の格好良さ、
圧倒的なグルーヴ感、
意味の分からないふざけた歌詞、
考えてみたところで、いつもうまく表現できず、結局バカらしくなって止める。
何度も何度も考えて出てきた答えはありきたりなこんな言葉。
音楽はただ聴きたくなる、
それだけで十分。
いわゆる、Don’t think feelってやつ。
人は、
生まれてから死ぬまで、挑戦し続ける。
寝返りがうてるようになって。
歩けるようになって。
喋れるようになって。
我慢できるようになって。
好きな音楽や好きな人が出来て。
働くようになって。
家族が出来て。
全てうまくいくわけじゃない。
失敗を繰り返し繰り返し、新しいことにチャレンジして、一歩一歩進んでいく。
時には後戻りする。振り出しに戻ることだってある。
挫けそうなこともある、実際挫けることもある。
諦めることもある。妥協の連続だ。
理想と現実のギャップにクヨクヨしたり、愕然としたり。
でも、考えて欲しい、
それじゃあダメって誰が言った?
過去や未来、自分の力ではどうしようもないことに囚われるくらいなら、全て受け入れて前見て進んだ方がいい。
それが自分のためだし、よっぽど健全だ。
2度と考えなくていいことってあるんだよ。
いろんな嫌なことがあった時、
ボリュームをMAXにして、この曲を聴いてください。
電気グルーヴで、
『弾けないギターを弾くんだぜ』